歯石って何からできてるの?
- 神垣歯科医院
- 2022年7月6日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年8月20日
ズバリ、歯石はプラークの磨き残しから作られます。
プラークとは細菌の固まりで、磨き残したプラークに唾液中のカルシウムやリンがくっついて固くなっていきます。これを石灰化といいます。この塊を足場に、さらにプラークが付着し石灰化することで、徐々に歯石が大きくなっていきます。
歯石形成のステップ
プラーク付着
↓
2日後には石灰化開始
↓
2週間くらいで石灰化完了 ⇒歯石となります
↓
プラークがさらに溜まり石灰化し大きくなる
まだ柔らかいうちであれば歯ブラシやフロスで除去しやすいですが、石灰化して固くなると除去するのも時間がかかるようになります。
おまけに、歯石になってしまうとご自身での歯磨きでは取れなくなります。
そして、歯石が形成されるところは、自分で見ることができない厄介な所にできます。
歯石には多くの細菌が住み込んでいます。その細菌によって歯周病や口臭など様々な症状を引き起こしてしまいます。
ですので、歯科医院にて歯石が出来ていないか定期的に確認してもらい、さらにプロによるクリーニングをお勧めします。

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